1954-12-06 第20回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
○小林説明員 ただいまのお尋ねでありますが、これは大島がきわめて窮乏した条件に長い間あつたし、現在におきましてもその地勢的、気候的、風土的いろいろな悪条件があるわけでありまして、同島をほんとうに内地並のレベルに引上げるというためには、いろいろな事業をやる必要があろうと思うのであります。
○小林説明員 ただいまのお尋ねでありますが、これは大島がきわめて窮乏した条件に長い間あつたし、現在におきましてもその地勢的、気候的、風土的いろいろな悪条件があるわけでありまして、同島をほんとうに内地並のレベルに引上げるというためには、いろいろな事業をやる必要があろうと思うのであります。
もし内地並の公営住宅でございますれば、厚生省で建てる場合でも建設省で建てる場合でもあまり大きな差はないと思つております。実は厚生省で建設省の方に住宅を入れる際に了承いたしましたのもそういういきさつがあつたわけでありますから、こちらで建てても地元負担は同じで、むしろ建築の内容は建設省の建てる方がりつぱなものになるような点もあるのであります。
でき得べくんば、北海道にもつと内地並の営林署の増設を私どもは願いたいのでございますが、これは管理経営上の面からなかなか経費がかかり、理想通りには参らない。
以上の如き経緯に鑑みましても、同地域の復興は、単に、行政分離中の空白を取り戻すだけではなく、二十年以前からの宿題でもあるのでありまして強力な国の復興策なくしては、同地域は内地並に生きる途がないことはあまりにも明らかであります。更に一歩進んで考えますに、同地域は沖縄に最も近接しており、対沖縄貿易が盛んでありまして、同地域の復興は、これらの交易関係にも多大の好影響をもたらすものと考えております。
今日隣りの委員会室の地方行政委員会におきましては、奄美群島復興特別措置法案というのが可決されましたが、既存の法令、あるいは既存の各省の法令に基く一切の仕事を、特例でもつてほとんど全額国庫でもつてこれらの人人に日本内地並の待遇を与えるための努力をする五箇年間の期限付法律でありますが、その法律が可決されました趣旨、それが各党一致の趣旨であることにかんがみましても、やはりこの人人に関連のあります高裁並びに
以上のごとき経緯にかんがみましても、同地域の復興は、単に行政分離中の空白をとりもどすだけではなく、二十年以前からの宿題でもあるのでありまして、強力な国の復興策なくしては、同地域は内地並に生きる道がないことはあまりにも明らかであります。
(佐藤(虎)委員「それならわかる」と呼ぶ) さらにまた鹿児島県という行政機構に対して、今回のこの特別措置立法において、その存在をどういうふうに取扱うかという問題でありますが、御意見は決して鹿児島県無視に出た言葉でなく、今おつしやつたように振興以前のいわゆる復興をまずなし遂げて、そうしてほかの内地並の振興法の適用等が必要となつたときは、ほかの法令通り行政機構としての県庁の所在ももちろん考えるという御意見
以上のごとき経緯にかんがみましても、同地域の復興は、単に、行政分離中の空白をとりもどすだけではなく、二十年以前からの宿題でもあるのでありまして、強力な国の復興策なくしては、同地域は内地並に生きる道がないことはあまりにも明らかであります。
○吉岡政府委員 沖縄を内地並の扱いにしてはどうかという点でございますが、実は占領中に司令部の指示等もございまして、繊維関係の検査機関は——その他の検査機関も同様でございますが、原則として民間の検査機関に移すということになつたわけでございます。
内地のように多数の生徒を収容しておる大きな学校が大体並んでおるというような場所とは違うのではないか、従つてそういうような地域に対しまして、内地並に同じ基準をもつて義務教育国庫負担法に基きまする給与の負担を政府がやることになりますると、おのずから私はそこに無理が来るのではないか、北海道だけにおいてこの問題が特に大きく取上げられておるというのには、そういう点について文部省に御再考を願わなければならぬ点が
ただいま考えておりますことは、奄美大島で前にやりました場合のように、できるだけ内地並に取扱うようにやつて行きたい。こういう一つ一つを解きほぐして行けば行けないこともないと考えております。またこれも実際上今おつしやつたようにアメリカ側の負担が減る場合もある、さしあたりはそういうふうに持つて行きたいと考えております。
従つてできるだけ内地並にしようということで、これをどれから先に取扱うか、たとえば教育の問題からするか、労務の問題からするか、こういうことは事務所ともよく連絡をいたしまして適当な方法をとろうと思つております。いずれにしても、住民の生活の向上のために、政府としてはできるだけ努力するつもりでやつております。 渡航その他の問題は政府委員からお答えいたさせます。
○岡崎国務大臣 しばしば島民から内地並の取扱いを要望せられておりましたので、その一助になるかと存じまして、アメリカ側と話合いの結果、こういうことをいたすことにいたしたのであります。
勢いこれは消費者価格という問題等についても、内地並の生活水準をもつてすると、消費者価格の悩みについては問題がある。こういうような状況において、こういうような消費者価格等について政府は特別措置を考えているかどうか。
先ほどもお話がありましたが法定外特別税というものが三十一種類もあるという状態でありまして非常な重い税金でありますから、これをそのまま復帰後においても、地方税法の適用はたとえ延ばしたにしましても、徴収するということは困難であろうと考えられますので、そういう点から起つて来る市町村の財政の欠陥というものを補填すると同時に、市町村に少くとも復帰後取りあえずやらなければならない内地並の仕事を十分にやつてもらうためには
従つてその面は産業の面それから自治団体でいろいろ措置いたしますのに、たとえば学校でありますとか道路でありますとか、そういうものも次年度以降におきまして復興計画というものを立てまして、逐次内地並の線にまで持つて行くように努力いたしたい、こういうふうに考えておる次第であります。なお佐藤さんからお尋ねの点についてはこちらから……。
それからなお現地が非常に窮乏しておるということは、私どももよく承知をいたしておりますので、そういう面におきましては、いよいよ復帰いたして以後は、できるだけ大蔵省側の了解も得て、少くとも内地並に何とか暮して行けるようになるまでは措置をして行かなければならぬ。
○小林説明員 ただいまお尋ねの点、特に府県並びに市町村の団体の財政上の問題につきましては、お尋ねのごとく従来非常に疲弊いたしておりますし、住民の生活が疲弊しておる関係上、団体の財政力につきましても、これは相当考慮しなければならないことは明瞭でございまして、われわれといたしましても税法なり財政法なりの適用につきまして慎重に考慮するとともに実質的に島民の需要を内地並に十分にまかなえるような財政措置につきましては
その他各般の手続が必要だと思いますが、どうか今日まで内地と格段の差を受けておりましたものが、すみやかに内地の他の同胞と同じ状態でもつて生活が安定でき、産業が振興できるように、あらゆる手続を日本内地並に引直す努力をしていただきたい。
それから琉球在留民がいろいろな点で内地と一体化をはかつてもらいたいということを強く希望しておりまして、ことに教育問題や何か、内地並にやりたいということを非常に強く要望しておるわけであります。こういうような問題を事務局が解決いたしますのにどのくらいの権限を持つておるのか。
しかも現在の状態にありまして、北海道だけに特例を認めるということに対しても相当の議論があるところでありますし、北海道のみ道路費が重点的に配分せられるために、一般内地における道路整備が非常に遅れるというような議論もあつたのでありますが、これは既得権でありますので、これを現在早急に改正をし、内地並にすることの当否に関しましては、まだ議論の存するところでありますので、本条においては現行通り全額国庫負担を認
しかるにかかわらず北海道と全然別個の立場にある内地並の取扱いを受けるのであるけれども、内地の横須賀あるいは呉、佐世保、舞鶴といつたような場所とは違いまして、非常に僻陬の土地にありますので、費用も非常にかかる。しかるに全然内地並と同じような取扱いをいたされるというので、大湊勤務を非常にきらつた例があるのでございます。
第二点は、一昨年当委員会が北海道へ視察に来られましたとき、私が御案内して——昨年も同様でありましたが、各地において国鉄従業員から陳情のあつたのは、手袋その他積雪地において使う特殊な衣料の配給が、内地並であるということであります。
そこでそういう開拓ということは、最後の営農指導というものは責任を以てそれが計画から何から全部やつて行かなければ、土地だけできたところで開拓にはならんのであつて、交通関係とか、或いは家畜の関係とか、その家畜にしたところでその飼料をどうしてやるかと、そんなことまでずつと一貫して行かなければなかなかうまく行かんのでありまして、それが増田大臣の言われるように今度のやつは内地並に直すのだと言うけれども、内地の
具体的に、時間を成るべく節約して御質問申上げますが、例えば北海道で内地並内地並というようなことをよく増田大臣が言われましたが、北海道で、いわゆる直轄河川です、内地で言われる直轄河川として、国が直接これを実施をするに値いする河川というのはそう多くないと思うのです。